所長挨拶

MESSAGE

当事務所は、1995年(平成7年)11月に「兼子国際特許事務所」として設立されました。東京や大阪に特許事務所が集中する中、東三河の地においても、一流の知財サービスを提供し、クライアントの皆様の業績アップ、発展成長に貢献することを目標としてまいりました。2006年(平成18年)7月には、「特許業務法人しんめいセンチュリー」として法人化し、業務の継続性の担保、知財スキルの次世代への継承により、クライアントの皆様へ長期に渡り責任を持って知財サービスを提供できる体制といたしました。また、特許業務法人を弁理士法人に改める弁理士法改正に伴い、2022年(令和4年)7月をもって、「しんめい」から「真明」に名称を変更いたしました。「『真』の発明を浮き彫りにし『明』らかにする」という我々の思いを込めたものです。

クライアントの皆様が必要としている知財サービスは、業態や規模などによって様々です。多様なニーズのサポートには、特許、意匠や商標による単一的な保護だけでなく、これらを組み合わせて多面的な保護を図ることが有効です。しかし、各法域において、調査から権利化、権利の活用・防御、鑑定などの多様な業務をすべて個人で対応することには限界があります。我々「真明センチュリー」は、個人では対応しきれない業務を組織的にサポートすることで、クライアントの皆様の業績アップ、発展成長に貢献できることをめざしています。

真明センチュリーの想い

THOUGHT

『発明者すら気づいていない真の発明を浮き彫りにする。』

上記は、我々「真明センチュリー」の社是です。特許出願を行っている技術者や知的財産室の方は、こんな思いを抱いたことはないでしょうか。
開発製品についての資料を準備し、それに沿って実施形態と発明とを弁理士に説明する。説明はしたけれども、「私の本当の発明はこうではない」と。「真の発明」を説明しきれていないのではないか。実施形態は固まっていても、「真の発明が上手く表現できない」と。

弊所では上記社是の下、発明を深掘りし、特許の出願書類を書き上げます。そして、クライアント様が弊所の書類を手に取った時、「ああ、これだ。自分等が言い表したかった発明はこれなんだ。この発明が欲しかったんだ。」このシーンを常にイメージし日々の業務を行っています。「真明に頼んで良かった。」クライアント様にこう言って頂ける仕事を目指しています。

「真」の発明を浮き彫りにし「明」らかにする。この思いを込めて「真明(しんめい)」と謳っています。

「真明センチュリー」の「センチュリー」にかける思い。
知財業務、特に特許出願はクライアント様とのお付き合いが長期間に渡ります。また我々特許事務所がお付き合いするのは企業の知財部門の方々がほとんどです。企業の知財部門は組織化されており、たとえ部門長や担当者の交代があっても新たな方々に引き継がれ、係属中や存続中の案件をしっかりと管理し活用されています。ならば我々もそれに応じた組織化が必要である。これこそがお客さま本位である。この思いに至りました。

このため平成18(2006)年7月に組織を『特許業務法人しんめいセンチュリー』と法人化し、クライアント企業の皆様と同様に、長期に渡り各案件を責任を持って管理できる体制と致しました。この体制を100年のスパンにおいても継続できる組織とする。100年とは複数世代に跨る経営であり、どの世代においてもクライアント様に満足して頂ける体制を今から創り上げていく。こんな思いを込めて「センチュリー」としました。

最後に、我々の仕事とは。
我々は、特許出願等の依頼を受け、特許の明細書を作成し、クライアント様が欲する特許権を取得することを直接的な仕事としています。しかし、クライアント様が我々に特許出願等を依頼するのは、自社の業績をアップさせたい、自社を発展成長させたいからです。そのための一つの手段として特許出願等が依頼されている。我々はこう認識しています。ですので、我々は新規案件を受任するとき、クライアント様の業績アップ、発展成長を考え、必ずしも特許出願に拘泥せず、いろいろな角度から対象を見つめ、より良き方針を提案致します。そのためにも弊所は、特許だけでなく、意匠や商標、特許調査にも精通し、知財のトータルサポート体制を築いています。知財業務を通じて、クライアント企業の業績アップ、発展成長を図ること。我々は、仕事をそのように捉えています。

経営理念

PHILOSOPHY

1. 職場は、成長の場であり、奉仕の場である。

各人が、仕事を通して成長し、事務所が発展・成長する。
各人が、愛と感謝に満ち溢れ、奉仕(仕事)を楽しみ。
各人が、互いに信頼し合い、力を合わせる。

2. クライアントのお役に立ち、感謝され喜ばれる。クライアントに感動を与える。

クライアント本位に徹する。
心を込めて最善を尽くし、最善の仕事を提供する。
クライアントの期待以上の仕事(奉仕)を提供する。

3. 仕事を楽しむ、世界で一番明るい特許事務所である。

各人が仕事を通じて自己の夢を実現できる職場を目指す。
各人の自主性の発揮を奨励し、能力向上の機会を与える。
各人の安定した生活を確保すると共に、その水準の向上を目指す。

4. 特許業界を一歩進め、人類・社会の進歩と発展とに貢献する。

5. 絶えず成長し続け、100年後にも、社会から必要とされ続ける特許事務所を目指す。